しかし、アプリを2つまでにとどめておく手はない。今使っているアプリをそのままの状態にしておき、手っ取り早く他のアプリを使いたいという場合もあるはずだ。このため一部のアプリは、今使用しているアプリの上にフロートさせるかたちで呼び出せ、使い終わった後は脇に追いやっておき次に必要になる時まで待機させておけるようになっている。素晴らしいのは、このようにして呼び出したアプリをいくつでもオープンしておいたり、最小化しておける点だ。
このように手っ取り早く呼び出せるアプリには、電卓やダイヤラー、YouTubeアプリが含まれている。これらを使うには、S Penを手に取り、Air Commandホイールを呼び出し、アプリの呼び出しオプションを選択した後、該当アプリを表示させる部分を枠や線で指定するだけでよい。それは画面のどこであっても、どのような大きさであっても構わない。
例えば、ウェブ閲覧の最中に目にした数字を使って何かしたくなったと考えてほしい。画面上に枠を描き、そこに電卓アプリや電話アプリをオープンし、ブラウザ上の数字をもとに計算したり、手早く電話をかけられるようになる。使用後に再び必要になりそうであれば、枠内のアプリを単に最小化しておけばよい。
最小化した場合、小さな丸いアイコンとして画面上に表示されるため、簡単に移動でき、再びオープンし、より素早く計算に取りかかったり、クローズしたりもできる。筆者は、このアイコンを見てFacebookの「Chat Head」のようだと思った。つまり、生まれたばかりの子どもの写真をたくさん筆者に送りつけてくる旧友のアイコンではなく、アプリを表すアイコンになっているというわけだ。
携帯電話が大きくなり、どこでもタブレットが使えるようになるとともに、サイズの増大に見合った新しい使い方を提供する端末が生み出されるのはうれしい話だ。GALAXY Note 3のマルチタスク機能は考え抜かれたものとなっている。ただ、革風のデザインを格好よいと思えるかどうかはあなた次第だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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