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MSの次世代パーソナルアシスタント機能「Cortana」、登場は2014年以降か

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 湯本牧子 福岡洋一 (ガリレオ)2013年09月13日 11時39分
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 Microsoftの「Cortana」(開発コード名)アプリは、同社がAppleの「Siri」や「Google Now」に対抗して進める取り組みの中心になっている。今週、Cortanaがあらためて注目を集めたのは、2014年初めになると見られる「Blue」アップデートのリリースに向けて「Windows Phone」の動向を追跡している人たちたまたま言及したのがきっかけだった。

 Cortanaという開発コード名は、Microsoftの「Halo」シリーズに登場する、学習と適応の能力を持つ人工知能に由来する。


 Microsoftのアシスタント技術であるCortanaでも、機械学習技術と「Bing」に使われている知識レポジトリ「Satori」により、学習と適応が可能になる。

 Cortanaは単なるアプリ以上のもので、これによりユーザーは、音声コマンドを使って自分の携帯電話とより自然にやり取りできるようになる。筆者が情報筋から聞いた話によると、Cortanaは将来のバージョンのWindows Phone、「Windows」、および「Xbox One」搭載OSの「シェル」(中核サービスおよび体験)の全面的刷新における中心的な要素になるという。

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏が同社の再編について7月に社内向けに出した戦略メモの中には、Cortanaに関するヒントが含まれていた。Ballmer氏によるとMicrosoftは今後、「サービス対応シェルを搭載するデバイスファミリ」に取り組む意向だという。

 こうした「シェル」は、単なるタイル状のインターフェース(「Metro」あるいは「Modern」)にとどまらない。Ballmer氏は続けて次のように述べていた。

 われわれのUIは、人や世界について時間の経過とともにますます多くのことを学習する当社のクラウドに組み込まれた、魔法とも思える高度な知能を基盤として、徹底的にパーソナライズ化される。われわれのシェルは当社の主要なサービスをすべてネイティブでサポートし、ユーザーからの要求にシームレスに応答するだけでなく、要求される前に必要なものを予測することさえできる。

 今後登場するシェルは、現在の検索エンジンのようにユーザーの携帯電話、PC、ゲーム機に保存された情報を取り出すだけではない。Ballmer氏がメモの中で述べた内容によると、このシェルはさらに「当社のサービス間で情報を仲介し、さらにリッチで深いアプリ体験を実現できるやり方で、これらの情報をデバイス上に集める」という。

 Microsoftの幹部たちは、この種のアシスタント機能が2014〜2016年頃までに登場する可能性は低いと述べている。2013年夏にBingの担当者が米CNETの取材に対して語ったところによると、Microsoftは、進化形というより革命的なものが得られるまで、こうした新しいアシスタント技術の投入を待つことにしたという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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