ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は9月9日、都内にてプレスカンファレンスを開催。PS4の発売日をはじめとした、プレイステーションビジネスの国内展開について発表した。
まずPS Vitaについては既報の通り、新型PS Vita Wi-FiモデルのPCH-2000シリーズを、10月10日より1万9929円にて販売を開始。薄型・軽量化を施したほかバッテリ持続時間も向上。6色という多彩なカラーバリエーションが用意されている。スペックとして有機ELディスプレイから液晶ディスプレイに変更しているほか、USBデータ通信や本体電源入力用の端子が、独自のマルチユース端子からマイクロUSB端子(タイプB)に変更している。
9月10日からはPS Vita専用メモリカードの価格も改定。32Gバイトであれば9500円から6804円に改定される。さらに10月10日には64Gバイトのメモリーカードを1万479円で販売する。なお、PS Vita PCH-1000シリーズの販売は継続し、3G/Wi-Fiモデルに関してはこちらを購入する形となる。
PCH-2000シリーズの購入者を対象としたPlayStation Plusの90日利用プレゼントや、バンダイナムコゲームズの「ガンダムブレイカー」と「GOD EATER 2」、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY X」と「FINAL FANTASY X-2」、アイディアファクトリーの乙女ゲームブランド「オトメイト」など、新型PS Vita本体とソフトをセットにした同梱モデルを順次展開し、新規購入者の促進を図る。
今後のタイトルについても、2013年度末までに100タイトル以上を発売予定。さらに、ヒット作となったアクションゲーム「ソウル・サクリファイス」の新作「ソウル・サクリファイス デルタ」や、セガのオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」の世界観を生かした新作「ファンタシースター ノヴァ」を発表した。
PS3については、直近の1年間で据え置きゲーム機市場における実売シェアが71%になっていることから好調をアピール。カンファレンスではレーシングゲーム「グランツーリスモ6」を12月5日に発売することを発表。同日には250GバイトモデルのPS3本体を同梱した「スターターパック」が2万5980円で発売予定。初回限定版の15周年アニバーサリーボックスも発売するとしている。
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