注目されたPS4については、既報の通り2月22日に発売することを発表した。価格は4万1979円で、周辺機器のPS Cameraを同梱したモデルは4万6179円。10月5日より予約を開始する。
北米では11月15日、欧州では11月29日に発売する予定で、約3カ月ほど発売が遅れることとなる。この理由について「私たちが最も重要視したのはコンテンツ(タイトル)の準備。欧米の有力なタイトルが日本向け発売の準備ができていること、そして日本独自のタイトルがそろっていること。そのタイミングを社内で検証し、パブリッシャーとも議論した結果、2月22日が最善であると判断をした」(SCEJAプレジデントの河野弘氏)という。
その遅れに配慮し、日本向けにはファーストリミテッドパックを同日に数量限定で発売する。PS4本体に加え、PS4用ソフト「KNACK」がダウンロードできるプロダクトコード、通常保証期間(メーカー保証期間)に加え1年間の延長保証をセットにしたもの。価格は4万1979円、PS Cameraを同梱したモデルも4万6179円と、通常本体と同価格となっている。
PS4向けのタイトルラインアップは、現時点でローンチタイトルの19本を含む、51タイトルを用意している。いくつかのタイトルはPS3版の発売も予定しているが、PS4デジタル版へ安価にアップグレードできるプログラムも期間限定かつタイトルによって用意するとしている。またDUALSHOCK 4のシェアボタンひとつでゲームプレイの生中継が可能。国内ではUSTREAMやTwitchに加え、ニコニコ生放送にも対応したとしている。
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カンファレンスの最後には、据え置き型ゲーム機「PlayStation Vita TV」(PS Vita TV)の発売をサプライズ発表。世界に先駆けて、日本では11月14日発売予定で、価格は9954円となっている。PS Vitaのチップセットとシステムソフトウェアを採用した、これまでのプレイステーションハードのなかでは最小のゲーム機。PS Vitaの各種タイトルから、ゲームアーカイブスの初代PlayStation、PlayStation Portable(PSP)までの多数のタイトルが楽しめるほか、各種ビデオ配信サービスを利用できる。HDMI端子とUSB端子を搭載。将来的にはPS4のリモートプレイにも対応予定としている。
ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長兼グループCEOであるアンドリュー・ハウス氏は「テレビで楽しめる、あらゆるエンターテイメントを、小さな筐体に凝縮した。PS Vita TVがテレビをより楽しく進化させてくれる」と意気込んだ。
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