Microsoftは米国時間9月4日、Motorola Mobilityとの特許使用料をめぐる訴訟の第2段階において、また1つ、法廷での重要な勝利を勝ち取った。
シアトルの連邦地裁陪審員らは、「Xbox」ゲームコンソールで使われている無線やビデオテクノロジに関する標準必須特許を適切な条件でライセンスしなかったとして、Google傘下の携帯電話メーカーMotorolaに対し、ソフトウェア大手Microsoftへ契約違反の損害賠償金1450万ドルを支払うよう命じた。しかしこの裁定額は、Microsoftが損害賠償金として要求していた2900万ドルの半分だ。
この裁判は、Microsoftが2010年にMotorolaを提訴したことに端を発する。Microsoftは当時、Motorolaが不当に高い使用料をこれら特許のライセンスにおいて求めていると訴えていた。MotorolaはMicrosoftに対して、「Windows」およびXboxビデオゲームコンソールに組み込まれているH.264ビデオと802.11無線規格の一部である特許を使用するために、最高40億ドルの年間特許使用料の支払いを求めていた。Microsoftは、同社は特許使用料を支払う意志はあるが、Motorolaが求めている、製品価格の2.25%という条件は受け入れられないとしていた。
Motorolaは、今回の判断に関して上訴する構えだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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