Appleが米国時間9月10日に予定している大がかりなメディア向けイベントでは、新世代の「iPhone」が発表されるというのが大方の見方だ。しかし、ここでiPhoneではなく新しい「Apple TV」が披露される可能性を示す、いくつかの証拠があがっているという。
このような結論を導き出したのは、ニューヨークを本拠に国際貿易関連の情報を提供する企業のPanjivaだ。同社は3日、「It's not an iPhone」(iPhoneではない)というタイトルの記事を自社のブログに投稿し、この件を詳しく説明している。Appleが最近受け取った貨物に関して、米国土安全保障省に提出された船荷証券を調べたところ、以下の3つの「セットトップボックス」関連の貨物が見つかったという。
Panjivaが引用したデータには個数は示されていないが、各貨物の重量が書かれている。それによると、Appleが最近受け取った2つの貨物は、それぞれ18トンを超える重さだったという。
Panjivaのブログによれば、以前にも「セットトップボックス」と書かれた貨物が2012年12月にFoxconn(鴻海精密工業)から発送されたが、その中身は、現在発売されているモデルと似たApple TVだったという。
AppleがApple TVを最後に刷新したのは2012年3月のことで、このときは1080p再生機能が追加された第3世代モデルが発売されている。2013年1月に規制当局に提出された書類では、Appleがさらに小型化された第4世代のApple TVセットトップボックスを準備している可能性が示唆されていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス