パナソニック「みちびき」対応の新SDカーナビ--フロントインフォディスプレイも登場

 パナソニックは9月2日、準天頂衛星みちびきに対応したSDカーナビゲーションを発表した。渋滞回避ルートを自動で探索する「ITSスポットサービス」や「フロントインフォディスプレイ」と連携する。発売は9月20日。180mmコンソール用の「CN-R300D」と200mmワイドコンソール用の「CN-R300WD」を用意する。両機種ともに店頭想定価格は10万円前後。

 準天頂衛星みちびきは、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、GPSを補助、補強する目的で実証実験を進めている衛星測位システム。山間部やビル街でも、衛星からの電波を受信しやすい点が特徴だ。本機ではみちびきをGPS衛星の補助として使用することで、より現在地を高精度に測位できる。

 本体には7V型のタッチ液晶モニタを装備し、地図縮尺の変更やメニュー画面の操作等が簡単にできる「モーションコントロール」も採用。ピンチイン、ピンチアウトなどスマートフォンのような快適操作を提供する。

 ワンセグ対応の地上デジタルチューナを搭載するほか、DVDプレーヤー、AM/FMチューナ、iPod/USB中継ケーブル端子などを搭載し、多彩なコンテンツを利用することが可能だ。

  • 「CN-R300D」

  • 「CN-R300WD」

 あわせてわずかな視線移動でナビ画面が確認できる「フロントインフォディスプレイ CY-DF100D」も発表した。発売日は10月下旬。店頭想定価格は6万円前後になる。対応機種は「CN-R500/R300」シリーズ。トヨタ自動車「アルフォード/ヴェルファイア/プリウスα/アイシス/ポルテ/シエンタ/スペイド」、日産自動車「モコ」、本田技研工業「フィットハイブリッド」、ダイハツ工業「ムーヴ コンテ」などへの取り付けができ、取り付け可能車種は随時追加していく。

 ダッシュボード上に設置することで、わずかな視線移動で地図やナビ情報を確認することが可能。ナビと連動し、「右左折する交差点」や「インターチェンジの分岐情報」など、ドライバーを目的地まで誘導するのに必要度の高い情報を、わずかな視線移動で確認できる位置にわかりやすく表示する。

  • 「フロントインフォディスプレイ CY-DF100D」

  • 利用イメージ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]