Microsoftの元「Windows」担当プレジデントSteven Sinofsky氏は今週、新興企業をめぐって複数の動きを見せた。
Sinofsky氏は今週に入って、車両の分析とロジスティックスを手がけるLocal Motionの取締役となり、今度はクラウドストレージサービスのBoxと顧問契約を結んだ。
Boxは米国時間8月29日にこのニュースを発表し、Sinofsky氏が今後の製品計画に貢献する予定だと述べた。同氏は、Microsoftに20年以上在籍し、一時は同社のクラウドストレージサービス「SkyDrive」の責任者を務めていた。
Sinofsky氏は8月に入って、ベンチャーキャピタル企業Andreessen Horowitzに取締役会のメンバーとして加わった。2012年11月にMicrosoftを去って以来、初めてのビジネス界への復帰だった。その後、Microsoftの現最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏が1年以内にCEOを退任することを発表すると、次期CEOになる可能性がある人物としていくつかの候補者リストに同氏の名前が挙がった。だが、米CNETが2012年に詳しく報じたように、Sinofsky氏には、他のMicrosoft幹部との間で緊張が高まり、やがてそれが自らの退職を招いたという経緯がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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