クラウドストレージサービスのBoxは、個人用ストレージ容量を2倍に拡大するとともに、さらなる法人向けオプションを追加した。同社が米国時間8月21日に発表した。
Boxのクラウドに無料でファイルを保管する個人ユーザーは、従来の5Gバイトではなく、10Gバイトの容量が利用できるということだ。Boxでは、ストレージ容量を拡大することで、より多くのユーザーを引き付け、ひいてはそうしたユーザーの仲間たちを引き寄せたい考えだ。
Boxの最高経営責任者(CEO)のAaron Levie氏はブログの投稿で、「これは長く考えられてきた刺激的な動きであるとともに、われわれが2010年以降、当社のサービスに対して行ってきた変更の中で最大のものだ」と記している。
Boxが消費者の間で競争力を維持したいと考えるなら、これはよい動きだ。やはり個人向けの無料アカウントと企業向けの有料アカウントを提供している他の企業も、無料ストレージ容量を拡大しているが、このフリーミアムモデルはBoxにとってよい結果をもたらしてきた。同社は、ユーザー数が2000万人、法人ユーザー数が18万であるとし、Fortune 500企業の97%がその中に含まれていると主張している。これらの数字は、同社が5カ月前に発表したユーザー数1800万人、法人ユーザー数15万、Fortune 500企業の92%という数字をいずれも上回っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」