タブレット需要の伸びとともに低迷が続くPC市場。パナソニック ITプロダクツ事業部 事業部長の原田秀昭氏は、「レッツノートのセグメントは、法人が7割で個人が3割。ただし、個人もビジネス用途で使っている場合がほとんど。ノートPCが伸びない中で法人向けは引き続き成長している。コンシューマ向けは低価格化とスマートフォンの台頭で落ち込んでいるが、全体では事業成長している特殊なメーカー」と説明した。
今回のレッツノートのコンセプトは、「ビジネスをデスクから解き放て」という。14インチながらも世界最軽量のため、「普段デスクで使っている方が外で使っても十分いける」(原田氏)。
なお、これまでレッツノートではAX 3シリーズでフルHD(1920×1080ドット)液晶を採用してきたが、今回はHD+となっている。この理由について、「AX 3はタブレット形式で使えるので、動画を楽しむなどの使い方があるだろう。だが、今回はビジネス用途。解像度を上げても文字が読みにくくなったらよくないので、HD+を選択した」(パナソニック AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部 テクノロジーセンター 主任技師の安政馨氏)と説明した。
また、レッツノートのCMキャラクターは、引き続き松田翔太氏が務める。「最軽量のレッツノートを、デスクで使い、外で使う。これまでの仕事のやりかたを改革できればと思っている。ビジネスマンをデスクから解き放て、という表現ができるのは松田翔太氏」(原田氏)とした。
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