モバイルPC「レッツノート」に初のウルトラブック--タブレットとの1台2役

エースラッシュ2012年09月26日 16時33分

 パナソニックは9月26日、モバイルノートPC「Let'snote」の2012年秋冬モデル「AX2」シリーズを10月26日から順次発売すると発表した。

 今回発売となるAX2シリーズは、Let'snoteで初となるウルトラブック。最大の特徴はOSとして「Windows 8」を搭載し、360度回転するリングノート式の11.6型ワイド液晶(10フィンガー対応の静電マルチタッチパネル)を採用していることだ。ノートPCとタブレットの1台2役として使用できる。

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 本体サイズは高さ18mm×幅288mm×奥行き194mm(タブレット状態の高さは約19mm)、重量は約1.14kgというコンパクトボディを実現。薄さと頑丈設計を両立した新ボンネット構造天板、マグネシウム合金とアルミプレス材を貼りあわせた新構造のトップケースで、振動や加圧など数々の試験をクリアするタフネスさも継承している。

 ラインアップは、台数限定の「Core i7モデル」が小型ビューアが付属の「CF-AX2QERBR」と「CF-AX2QEQBR」、「Core i5 vProモデル」が「CF-AX2LEABR」とOffice搭載の「CF-AX2LEFBR」、「Core i5モデル」が「CF-AX2QEBJR」とOffice搭載の「CF-AX2QEGJR」となっている。

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 CPUとOSは、Core i7モデルがCore i7-3517U(1.90GHz)でWindows 8 Pro(64ビット版)、Core i5 vProモデルがCore i5-3427U vPro(1.80GHz)でWindows 8 Pro(64ビット版)、Core i5モデルがCore i5-3317U(1.70GHz)でWindows 8(64ビット版)を採用している。

 その他のスペックは共通で、4Gバイトメモリ、128GバイトのSSD、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、WiMAX、Bluetooth v4.0、最大1280×720ピクセルのウェブカメラ、SDメモリーカードスロットなど。Core i7モデルとCore i5 vProモデルにはセキュリティチップ(TPM)も搭載する。

 そのほか、電源を切らずにバッテリを交換できるホットスワップ機能を備えており、Core i7モデルとCore i5 vProモデルには2個のバッテリパックが付属している。駆動時間はCore i7モデルとCore i5 vProモデルが約9時間、Core i5モデルが約9.5時間だ。

 パナソニックの直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定として、カラー天板を選べるモデルを用意。ベーシックカラーモデルとしてエナジーレッドとフラッシュピンクの2色、プレミアムカラーモデルとしてサンダーブルーの1色が用意されている。

 法人向けモデルでは、Windows 7へのダウングレード権を含むWindows 8 Pro(64ビット版)搭載モデルと、Windows 7 Professionalの64ビット搭載モデルと32ビット搭載モデルが用意されている。NTTドコモのLTE「Xi」端末を内蔵するモデルも用意されている。

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