McAfeeの現最高技術責任者(CTO)兼バイスプレジデントであるPhyllis Schneck氏が、米国家保護およびプログラム理事会(NPPD)のサイバーセキュリティ担当副次官に任命された。
NPPDは、米国土安全保障省(DHS)の管轄である。Schneck氏は2009年にCTOに就任して以来、McAfeeの公共部門事業と政府業務担当チームを監督する職務を担当している。
McAfeeに入社する前、Schneck氏はIBMや米航空宇宙局(NASA)、メリーランド大学といった組織で、情報科学に関するさまざまな要職を歴任した。
Schneck氏は現在、National Cyber-Forensics and Training Alliance(NCFTA)の理事長も務めている。NCFTAは、企業と政府、法執行機関が国際的なサイバー犯罪と戦うために協力して設立した非営利団体である。
同氏は、米国立標準技術研究所(NIST)の情報セキュリティおよびプライバシー諮問委員会の委員長も務めている。同委員会は、情報セキュリティおよびプライバシーに関して保護対策が必要な新しい問題の特定を任務としている。
米国時間8月19日午前に公開されたメモによると、DHS長官のJanet Napolitano氏は、Schneck氏の就任後の職務内容に関する詳細を明かさず、Schneck氏は「安全でセキュリティが高く、回復力に優れた環境の構築と、サイバーセキュリティに関する理解および革新の促進」に尽力することになるだろう、と話すにとどめたという。
McAfeeは、Schneck氏の後任についてまだ何も発表していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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