企業としてのアイデンティティの危機に瀕しているDellは、米国時間8月15日の取引終了後、2013会計年度第2四半期決算を発表した。
Dellの第2四半期決算は、純利益が2億400万ドル(1株あたり12セント)だった。非GAAPベースの利益は1株あたり25セント、売上高は145億ドルと、前年同期比で横ばいとなった。
ウォール街では、1株あたり利益を24セント、売上高を141億8000万ドルと予測していた。
15日の決算報告について、Dellの最高経営責任者(CEO)であり創設者のMichael Dell氏から用意されていた声明はなかった。
その代わりに、Dellの最高財務責任者(CFO)を務めるBrian Gladden氏が、株式非公開化をめぐる騒動を覆い隠すように、次のような声明を発表した。「われわれは、厳しい状況の中で引き続き当社の戦略と顧客に専心している。当社が提供するエンドツーエンドソリューションに対する顧客の関心が高まっていること、そして当社のエンタープライズソリューション、サービス、ソフトウェア事業が継続して成長していることが、われわれの支えとなっている」
部門別売上高の内訳は次の通り。
第3四半期について、ウォール街は1株あたり利益を25セント、売上高を139億ドルと予想している。
ただし、経営陣がDellの非公開化を望んでいることから、同社は今後の見通しを示さなかった。しかし、Dellの投資家向けページのカレンダーには、同社の第3四半期決算発表が11月19日に組まれたままになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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