Microsoftではタッチが大流行だが、だからといって、同社がキーボードやマウスの開発をやめたわけではない。
Microsoftは2012年、「Windows 8」向けにカスタマイズされた新しいキーボードとマウスを発表したが、今回、Windows 8に適した新モデルを再び発売しようとしている。
新しい「Sculpt Ergonomic Keyboard」は、とても斬新な外観となっている。筆者はこの数日間、Microsoftからこのキーボードを1台貸してもらって文字入力を行っているが、使い心地はかなり快適だと感じている。このキーボードはドーム形で中央が盛り上がっており、端に近づくにつれて低くなる。「6」のキーが不慣れな場所に配置されており、少し厄介である。バックスペースキーも同様だ。しかし、スペースバーキーの1つをバックスペースボタンに変更できるオプションが用意されており、それを利用すれば使い勝手を若干改善することができる。
キーボードには、Windows 8のチャームと同じ機能を備えたさまざまな「Charm」キーが配列されている(最上段)。「Surface」キーボードのように磁気で「カチッと固定」することが可能な、キーボードの高さ調節器もオプションで用意される。さらに、数字を入力することが多いユーザーのために、テンキーパッドも別売りされる。
筆者は「Sculpt Ergonomic Mouse」を大いに気に入っている。Sculpt Ergonomic Mouseは半分マウスで、半分トラックボールだ。サイズはかなり大きめだが、使い勝手は本当に快適だ。サムレスト(親指を置く場所)が設けられているほか、Windows 8ユーザー向けに「Windows」キーが真ん中に配置されており、ユーザーはこのキーを使ってWindows 8の「Start」画面に戻ることができる。
1個のUSBドングルで、マウスとキーボードの両方をPCやデバイスに接続することが可能だ。
これらの新たな周辺機器は「Windows 7」とWindows 8、および「Windows RT」をサポートするが、Windows RTで使用する場合は「基本的な機能」しか利用できない。
新しい「Sculpt Ergonomic Desktop」(キーボードとマウスが含まれる)は2013年8月、推定小売価格129.95ドルで発売される予定だ(米国時間8月15日頃にMicrosoftのオンラインストアで発売されるはずだ)。キーボードは9月に単体で発売される予定で、推定小売価格は80.95ドルだ。マウスは8月に単体で発売される予定で、推定小売価格は59.95ドルだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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