「スマートなゴミ箱」はお払い箱になった。シティ・オブ・ロンドン自治体は、Wi-Fi対応でデータを傍受するゴミ箱について、通行人の動きを記録するのを止めるよう求めた。
LCD画面に広告を表示する12個のリサイクル「容器」は、誰かが通り過ぎるとその人の携帯電話の詳細情報を傍受し、その後の動きを追跡していた。だが、このゴミ箱について地元の自治体が英国政府の情報コミッショナー事務局に苦情を申し立てたため、この技術の試験運用は中断された。
これらのゴミ箱は、Renew Londonという新興企業がロンドンのチープサイド地域一帯の通りに設置したものだ。英国のThe Independent紙によると、ゴミ箱には通行人のポケットに入っていた400万9676台もの端末の詳細が記録されていたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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