「Google Glass」の開発チームが、予告どおり月例アップデートを実施する。今回のアップデートでは、特にサードパーティーのサービスを取り上げている。
新たな機能を追加するとともに、ごく小規模ながら成長しつつあるサードパーティーのエコシステムをさらに活用することは、Google Glassを見込みのあるコンシューマ製品として訴求する上できわめて重要だ。
今回追加された非常にシンプルな音声コマンドにしても、Google Glassチームが米国時間8月12日付のリリースノートで述べているように、「ほんの始まりにすぎない」可能性がある。
新たな音声コマンドは、プライベートなソーシャルネットワークの「Path」や、「Evernote」アプリと連携している。
これにより、音声コマンドを通じてPathに「アップデートを投稿」し、Evernoteで「メモをとる」ことが可能となる。スマートフォンにメッセージを記録する時間さえない移動中のユーザーにとって、後者は特にGoogle Glassで使えると便利な機能だと思われる。
Googleはそのほか、常に最新情報が得られる「Google Now」カードを複数追加した。中でも特筆すべきは、激しい雷雨や鉄砲水といった気象警報が発令されたときの緊急アラートだ。
より日常的な機能としては、レストラン予約のリマインド、映画の上映時間の検索、交通状況と別ルートの確認といったGoogle Nowカードが新たにアップデートされる。
今回のソフトウェアアップデートは、今後数日をかけてGoogle Glassユーザーに無線で提供される。
また、開発者向けハブサイトのGoogle Developersでは、これらの機能を可能にしている「Mirror API」についての詳細な情報が公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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