「Google Glass」起動の合図が「OK Glass」になった舞台裏

Jo Best (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2013年07月18日 12時47分

 「Google Glass」を起動させるための合図は「OK Glass」だが、もしかしたら全く別の言葉になっていたかもしれない。

 GoogleのGlass担当マーケティングマネージャーであるAmanda Rosenberg氏によると、ユーザーは端末を起動するのに「pew pew pew」(ピューピューピュー)と言わなければならない可能性もあったという。

 Rosenberg氏は米国時間7月16日、多くの候補の中から「OK Glass」が選ばれた経緯をGoogle+への投稿で明らかにした。

 合図をどれにするかをめぐる議論は、Rosenberg氏がGlass担当製品マネージャーのMat Balez氏と夕食をとった際に始まった。Balez氏がRosenberg氏に提案を求めた時には「OK Glass」しか思い付かなかったという。

 しかし、帰宅後に頭を悩ませるも他の候補がやはり浮かばないため、「OK Glass」に決めるための理由を付けることにしたという。その理由とは、「Glassは常に音声で、しかも大抵は公共の場で起動させる必要があるものだ。また、極めてパーソナルな製品でもある」、また「『OK』は世界中でごく頻繁に使われる言葉だ」というものだった。

 Rosenberg氏が提案した「OK Glass」は、その後間もなく承認された。

 しかし、Glass担当チームは独自に次のような案を考えていたという。

  • Listen up Glass
  • Hear me now
  • Let me use Glass to
  • Go Go Glass
  • Clap on
  • Device, please
  • 3, 2, 1...
  • Glassicus
  • Glass alive
  • Pew pew pew

 「今、『OK Glass』が使われているのを聞くととても嬉しくなる。とはいえ、『Device, please』もだんだん好きになってきた」と、Rosenberg氏は述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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