スマートフォンやPCとつないで楽しむスピーカーの市場は現在、ボーズやソニー、その他PCサプライメーカーなどが中心となり活況を呈している。最近ではBluetoothを利用したワイヤレス化が進んでおり、その恩恵から手軽に持ち運んでどこでも楽しめる製品が増えてきた。近年は、最新のワイヤレス技術を搭載したものをPCサプライメーカーが先行して投入し、その後オーディオメーカーが音質を追求したモデルを出す、という傾向が見受けられる。ヘッドホンのBluetoothモデルの動きと非常に似ているのも興味深い。
このような同カテゴリにおいて、絶対王者として君臨しているのがボーズだ。時代に流されず、変わらない人気を保っているのは独自技術による揺るぎないサウンドと確かなブランド力にほかならない。そんな同社から、新たな定番モデルとなりそうなBluetoothスピーカ―「SoundLink Mini Bluetooth speaker」(SoundLink Mini)が登場した。“ポケットに入る高音質”を掲げた本製品は、既発売の「SoundLink Bluetooth mobile speakerII」の弟機にあたる。早くも初回出荷分が完売するなど、いきなりの大ヒットとなっているが、8月初旬の現在では再入荷されているため、店頭やウェブサイトで見つけることができるだろう。ここではその実力をじっくり見ていく。
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