ボーズの新たなBluetoothスピーカーはポケットに入る高音質--「SoundLink Mini」 - (page 3)

 充電方法は2種類。いずれも家庭用ACコンセントを利用するが、本体を受電クレードルに置きながら充電する方法と、本体に専用電源アダプタを直接差して充電する方法だ。フル充電まで3時間で、最大約7時間の連続駆動ができる。また、ACアダプタにも注目したい。持ち運びを考慮し、同社のACアダプタとしてはかなり薄いものを採用している点はうれしい限りだ。

 電源を入れると音が鳴り、インジケータが点灯する。充電の状態も黄色や緑で表示され一見してわかる。ペアリングも実に簡単だ。Bluetoothボタンを押して、接続する機器のBluetooth設定をオンにするだけでOK。筆者手持ちのスマートフォン「Xperia Z」で試したところ、画面上にSoundLink Miniがすばやく検出され使用可能になった。なお、ペアリング中はがBluetoothボタンのインジケータが青色に点灯するなど、進行状況が確認できる。

 またSoundLink Miniの大きな特長となるサイズ感。高さ51mm、幅180mm、奥行き59mmと文字通りのコンパクトボディを実現。重さは655g程度とほどよい重量感があるものの、男性なら片手で持って持ち運べる軽さだ。さらに、旅行や出張などの使用をイメージし、アクセサリ関連も充実している。オレンジ、ブルー、グリーン3色のカラバリから選べる保護カバー「SoundLink Mini soft cover」(価格:2940円)や専用バッグ「SoundLink Mini Travel Bag」(価格:5040円)も用意されている。

 中に詰まった音響技術もおさらいしておこう。左右に新開発のスピーカユニットを2基、中央にパッシブラジエータを1基配置。パッシブラジエータを向い合わせにすることで、不要振動を抑制しながら深みのある重低音を再生する独自技術「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」や、同サイズの従来型に比べ、2倍の空気量を動かすことができる専用開発の超小型トランスデューサーを搭載する。

 そのほか、どんな音量レベルでも音色を緻密に再生する独自のDSPを採用するなど、小さな筐体に先進のテクノロジが盛り込まれている。なお、Bluetoothの仕様については非公表となっているが、ペアリング履歴を直近で6台まで保持でき、A2DPプロファイルに対応する。通話はできないことから、HFP/HSPプロファイルには非対応であることがわかる。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]