ソニーは8月6日、米投資会社サードポイントから提案されていたエンターテインメント事業の分離上場提案に対し、今後も同事業を100%所有し続けると返信書簡を発信したと発表した。
これは同日の取締役会にて決定したもの。ソニーの社長兼CEOの平井一夫氏は「私がCEOに就任して以来、数多くの変革を断行してきたが、これによりソニーは正しい軌道に乗っていると考えている。エンタテインメント事業はソニーの戦略に不可欠な事業であり、成長の重要な原動力である」とコメントしている。
ソニーでは、エンターテインメント事業の業績を分析し、その成果をモニターしやすくなるよう、2014年3月期の第2四半期決算から、同事業についての情報開示をより充実させていく予定だ。
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