Appleの「iOS 6」には、理論上、悪質な電源アダプタ経由でマルウェアが「iOS」デバイスにアップロードされてしまう可能性があるというセキュリティ脆弱性が存在するが、この脆弱性は「iOS 7」で対応する予定だという。Appleが米国時間7月31日に明かした。
31日、ラスベガスで開催されている「Black Hat」セキュリティカンファレンスで、そうした悪質な電源アダプタ(この脆弱性を発見したジョージア工科大学の3人の研究者は「Mactans」と呼んでいる)を使ったハックのデモが行われた。3人の研究者は6月、悪質な「iPhone」充電器を使って、AppleのiOS最新版を搭載したiPhoneを1分以内にハックする方法を示す概念実証を開発したことを発表している。この場合、iPhoneは、ジェイルブレイク(脱獄)されている必要はないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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