Googleは米国時間7月30日、「Street View」のような形式の360度パノラマ写真をユーザーが投稿および閲覧できる新たなコミュニティーウェブサイトを公開した。
このサイトは「Views」と呼ばれ、360度のパノラマフォーマットで撮影した写真を「Google Maps」にアップロードすることを「Google+」のユーザーに可能にする、とGoogleは同サイトを発表するブログ投稿で述べた。この360度パノラマ写真フォーマットは、同社が2012年10月にリリースした「Android 4.2」から利用可能になっている。
Googleの製品マネージャーであるEvan Rapoport氏はブログ投稿のなかで、Google+ユーザーであれば自らのアカウントにログインし、ページの右上にある青いカメラアイコンをクリックするだけでこういったパノラマ写真をGoogleにアップロードできると述べている。また既存のパノラマ写真も、Androidの「Gallery 」アプリから「Share」をタップし、共有先としてGoogle Mapsを選択するだけでViewsにアップロードできる。
Googleは、当初からこのサイトのコンテンツの充実を図るために、同社のStreet Viewに蓄積されている写真のなかから有名なものを集めた「Street View Gallery」も用意している。ページ上部の「Explore」ボタンをクリックすることで、ユーザーが投稿したコンテンツの隣に同コレクションが表示される。
360度パノラマ写真はGoogleのほとんどの「Nexus」デバイスに加えて、Android 4.2以降が稼働するデバイス上のカメラを使うことで撮影できる。なお、デジタル一眼レフカメラで撮影した写真も共有できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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