iFixitによると、2013年に発表された「Nexus 7」は修理しやすく作られているという。またこのデバイスには、タブレットにはまだあまり使われていない充電用電磁誘導コイルが搭載されているという。
iFixitは、Googleの新しい7インチタブレットであるNexus 7の「Repairability Score」(修理容易性スコア)を10段階評価で7(10が最も修理しやすいことを表す)としている。
同サイトには「背面カバーは開けやすく、プラスチック製のツールを使えば最小限の労力で取り外せるようになっている」と記されているものの、注意は必要だ。同サイトには「しかし、開ける際には慎重に作業を進めていたにもかかわらず、ひびが入ってしまった」とも記されている。
iFixitによると、特殊なねじは使われておらず、中の部品はすべてフィリップス型ねじで固定されており、バッテリトレイを取り外すのは簡単だという。
内部の半導体部品やコンポーネントに話を移すと、iFixitはワイヤレス充電用の電磁誘導コイルが装備されていることを確認している。
「この部品がタブレットに使われているのを見るのはこれが初めてだ」(iFixit)
実際のところ、この事実はまったくの驚きというほどのことではない。Googleは同機能の存在を、Nexus 7の特長を記したウェブページで挙げており、「ワイヤレス充電機能が搭載されているため、置くだけで充電でき、充電が終わればそのままさっと手に取って出かけられる」と記している。
iFixitによると、近距離無線通信(NFC)モジュールは充電用電磁誘導コイルの「上に重なるように配置されている」という。
iFixitはいつものように、内部の半導体についての情報(たいていは、ベンダーが明かそうとする以上の情報)を入手している。
Qualcommのクアッドコアプロセッサ「Snapdragon S4 Pro(APQ8064)」と、解像度が1920×1200のディスプレイに加えて、iFixitは2Gバイトのエルピーダメモリ製SDRAM(システムメモリ)と、Texas Instrumentsの電磁誘導充電コントローラ、16GバイトのSK Hynix製NAND型eMMCフラッシュストレージが搭載されていることを確認している。
最後に、既に出てきているレビューと同様に、iFixitは第1世代のNexus 7に比べて「本体形状が大きく変わっている」点を挙げている。すなわち、より薄く、より軽く、左右のベゼルの幅がより狭くなったという点を、その他の変更点とともに記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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