ヤフーは7月25日、2014年3月期第1四半期(4~6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比19.0%増の923億3100万円、営業利益は同15.4%増の486億4200万円、経常利益は同14.6%増の490億3400万円、純利益は同28.7%増の322億8400万円となった。同社によれば、6年ぶりに3四半期連続で売上げ、利益ともに2桁成長を達成したという。
第1四半期は、積極的な販売活動に加えて広告効果を高める機能の継続的な強化などにより検索連動型広告の売上げが増加したほか、「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」も高い伸び率で広告出稿が拡大し、プロモーション広告全体の売上げが前年同四半期比で大きく伸びた。
プレミアム広告においては、ブランディング効果の高いリッチアドの導入により「ブランドパネル」の売上げが前年同四半期比で増加。また、「Yahoo!プレミアム」では料金改定と会員数の増加により前年同四半期比で売上げが増加したほか、ゲーム関連サービス、データセンター関連の売上げも引き続き拡大した。
さらに、2012年度にバリューコマース、カービュー、サイバーエージェントFXを連結したことも売上げの増加に寄与したとしている。利益面では、売上げが大きく伸びたことにより、売上原価や人件費などの増加を吸収し、営業利益についても前年同四半期比で大きく増加。加えて、投資有価証券売却による特別利益の計上などにより、四半期純利益も前年同四半期比で増加したとしている。
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