選挙直前!ヤフー、ビッグデータで参院選の議席数を予測--実際の結果はいかに?

山田竜司 (編集部)2013年07月19日 19時52分

 ヤフーは7月19日、7月21日に第23回参議院選挙の投票を控え、直前の議席数を予測する「Yahoo! JAPAN ビッグデータレポート」を公開した。ヤフーでは「Yahoo!検索」のデータをもとに6月から議席数を予測しており、今回は第1回第2回に続く第3弾となる。

 7月4日~7月16日までのデータを分析した結果、今回も与党が過半数を超える議席を獲得するという予測は変わらなかった。

 ヤフーは、「相関モデル」と「投影モデル」の2つの方法で選挙結果を予測している。相関モデルは、前回の衆議院選挙レポートの結果を元にして分析し、各政党の得票への繋がりやすさを補正した上で、特定期間における検索量から得票数を推定したもの。もう一方の投影モデルは、過去の選挙事例を元に公示日前後における検索量の変化を増加率としてスコア化し、今回の公示前の検索数を用いて得票数を推定したものだ。

 下記のグラフは、比例区の最終予測結果と、第1弾からの予測の変化。


 第2弾の調査までは相関モデルと投影モデルの獲得議席数に差があったが、今回、公示日以降のデータを用いて予測を行った結果では、両モデルとも近い結果が出た。自民党はどちらのモデルも19議席を獲得し、公明党は5議席、自公あわせて24議席が最終予測値である。民主党は7議席か8議席、維新はどちらも6議席を獲得すると予測する。続いて選挙区の最終予測結果は、以下の通りだった。



 投影モデルの予測では、これまでは予測方法を「公示日前後における検索量の変化を増加率としてスコア化し、今回の公示前の検索数を用いて得票数の推定」としていた。今回は「公示日後から特定期間までの検索量の変化を増加率としてスコア化して、今回のデータ集計期間の検索数から得票数を推定」に変更した。

 選挙区の予測結果も、比例区の最終予測結果と同様、相関モデルと投影モデルの獲得議席数が近しい値となった。都道府県別の詳細では獲得議席が異なるものの、全73議席の内訳ではどちらも自民党が48議席、公明党が4議席、民主党が13議席という同じ予測結果だった。一方、維新の会は相関モデルが4議席、投影モデルが2議席、みんなの党は相関モデルが1議席、投影モデルが3議席と、議席数に差が出ている。

 都道府県別では、京都府は相関モデルでは自民党が1位、投影モデルでは共産党が1位と異なる結果となった。東京都では4位までは両モデルとも同じ結果であるものの、5位が相関モデルでは維新の会、投影モデルではみんなの党が議席を取ると予測する。 Yahoo! JAPANビッグデータレポートが予測した最終的な比例区と選挙区の合計獲得議席は以下の通りだ。


 前回までは相関モデルと投影モデルで自民党の獲得議席数は異なっていたが、最終的にはどちらも67議席、公明党も同様にどちらも9議席、民主党は20議席か21議席、維新の会は8議席か10議席、共産党はどちらも7議席という予測が出た。みんなの党は両モデルで差がはっきりと分かれ、相関モデルでは4議席、投影モデルでは7議席という予測結果となった。

 続いて、参議院議員の政党別議員数の最終予測結果は以下の通りだ。自公連立(現与党)は両モデル共に過半数を超える55%の議席を獲得し、民主党は現在の86議席から62~63議席まで議席数を減らすという予測結果が出た。


 ヤフーは「Yahoo! JAPANが持つビッグデータの分析と、実際の結果がどう結びつくのか注目している」とコメントしている。

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