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「Xperia A」はauの「iPhone 5」に匹敵する販売数に--ドコモ・ドットコム調査

明石竹史(ドコモ・ドットコム)2013年07月23日 11時00分
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 ドコモ・ドットコムによる、モバイルビジネス・マーケティング情報誌「スマートフォンレポート」の最新号(Vol.7)より、スマートフォン購入状況調査の一部をお届けする。

auの「iPhone 5」がシェア減少--障害の影響か

 ドコモ・ドットコムが実施している定点調査より、2013年4月と5月におけるスマートフォン端末購入状況を見ると、年間最大の商戦期であった3月に比べ、4月は端末購入者数が大きく減少した月となった。キャリア別では、ドコモが辛うじてシェアNo.1を維持したものの、40代においてはauがドコモを上回るシェアを獲得するなどその差は小さい。しかし5月においては、ドコモが新機種「2013夏モデル」を市場に投入したことから販売数を伸ばし、auとの差を大きく広げる結果となっている(図1)

図1:4月、5月のスマートフォン購入状況
図1:4月、5月のスマートフォン購入状況(画像を保存すると大きい画像が見られます)

 4、5月の人気機種の内訳を見ると、「iPhone 5」の1、2位独占は変わらずであったが、5月においてはソフトバンクモバイルのiPhone 5がシェアをキープした反面、auのiPhone 5がシェアを約3%落としている。これは4月の中旬に発生したiPhone 5のメール障害による影響が少なからずあったのではないかと推測される。

「Xperia A」、auのiPhone 5に匹敵する販売数を獲得

 一方で、5月に発売開始となったドコモの新機種「Xperia A」と「GALAXY S4」は大きなシェアを獲得した。とりわけXperia Aは5月17日の発売開始から月末まで2週間程度しか販売期間がなかったにも関わらず、auのiPhone 5に匹敵する販売数を獲得した。ドコモは「2013夏モデル」から上記の2機種に焦点をあて、特別価格にて販売するツートップ戦略を実施しているが、この戦略効果で1、2位を独占し続けるiPhone 5の壁を突き崩すことが出来るのか、6月以降の販売状況が気になるところである(図2)。

図2:購入機種TOP10(5月を基にソート)
図2:購入機種TOP10(5月を基にソート)

 続いてスマートフォンの購入形態について調べてみたところ、各キャリアとも依然としてフィーチャーフォンからスマートフォンへの機種変更が最も多く、半数以上のユーザーが該当することがわかった。一方で、スマートフォン同士の機種変更についてはキャリアによって若干ばらつきが見られ、auとソフトバンクユーザーにおいて当ケースが若干多く見受けられる(図3)。

図3:スマートフォン購入形態[キャリア別スマートフォン移行状況](画像を保存すると大きい画像が見られます)
図3:スマートフォン購入形態[キャリア別スマートフォン移行状況](画像を保存すると大きい画像が見られます)

 この機種変更について、同一キャリア内での機種変更なのか、キャリアを跨ぐMNPでの機種変更なのかを見てみると、ドコモのスマートフォン購入者は8割近くがドコモ内での機種変更であるのに対し、auとソフトバンクは4割近くをMNPによるケースが占めていた。従来から指摘されていることではあるが、iPhoneを利用したいユーザーがドコモからau、ソフトバンクに転出するケースが多いと想定される。また、MNPを促すためにau、ソフトバンクが転入ユーザーに対し、2年間基本使用料を無料にする優遇施策を実施している点も見逃せない。対するドコモも6月1日からMNP転入者に対し、基本使用料を無料にする「お乗りかえXiスマホ割」を開始し、巻き返しを図っている。MNPを巡る各社の攻防は激化の様相を呈しており、今後も目が離せない状況が続きそうだ(図4)。

図4:スマートフォン購入形態[キャリア別機種変更内容](画像を保存すると大きい画像が見られます)
図4:スマートフォン購入形態[キャリア別機種変更内容](画像を保存すると大きい画像が見られます)
ドコモ・ドットコム発行「スマートフォンレポート」
ドコモ・ドットコム発行「スマートフォンレポート」
端末の販売動向やユーザーの利用動向などといった、スマートフォンに関する独自調査分析レポートを中心に、NTTドコモへのインタビュー、モバイル広告やメールマーケティング施策に関する記事等を掲載する、モバイルビジネス・マーケティング情報誌。最新号である7月号(Vol.7)は7月23日より配信中。紙媒体ではなく、PDF形式のデジタルメディアとなっており、ウェブサイトにて無料会員登録を行えば、誰でも完全無料にて、すぐにダウンロード・入手可能。バックナンバーも全て入手できる。

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