ソフトバンクグループと米Bloom Energyは7月18日、クリーン、安定的、分散型の電力供給に向けて、合弁会社Bloom Energy Japan(ブルームエナジージャパン)を設立したことを発表した。資本金は10億円で、出資比率はSBパワーマネジメントが50%、Bloom Energyが50%。代表取締役社長にはソフトバンクの三輪茂基氏が就任した。
Bloom Energyは、米国においてウォルマート、AT&T、Google、eBay、コカ・コーラなどの企業向けに発電しており、5年以上にわたり7億kWhを超える電力を供給しているという。固体酸化物形燃料電池「Bloomエナジーサーバ」を導入することで、企業は自社敷地内で効率的に発電できるようになるとしている。
合弁会社では、Bloomエナジーサーバから発電される電力を国内企業向けに販売することで、日本における持続的な電力の安定供給に貢献するとしている。またソフトバンクは、Bloom Energyの提供する分散型ベース電源と、これまで推進してきた太陽光発電や風力発電による再生可能エネルギーの双方を提供することで、国内におけるクリーンエネルギー普及促進の取り組みを強化したいとしている。
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