ソフトバンクは216億ドルでのSprint Nextel買収を正式に完了し、SprintをめぐるDish Networkとの買収合戦によって長引いていた買収案件をようやく成立させた。Sprintが米国時間7月10日に発表した。
ソフトバンクは1株当たり7.65ドル(約166億ドル)を現金で支払い、新会社の78%の株式を取得する。Sprintの株主が6月末に圧倒的多数で承認した本買収案件は先週、米連邦通信委員会(FCC)の全会一致の承認を得た。
Dan Hesse氏は今後もSprintの最高経営責任者(CEO)に留まり、ソフトバンクの孫正義氏は新会社の取締役会長に就任する予定だ。
Sprintは201億ドルでの買収提案をめぐって、2012年10月からソフトバンクと交渉を重ねていた。Dishが255億ドルの買収額を提示して人々を驚かせた後、ソフトバンクは216億ドルの買収額を提示してこれに対抗し、同社の提案の方が株主に多くの現金が渡ると主張した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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