米Yahooがまた新たな買収を発表した。
今回の対象は、モバイル広告にビヘイビアターゲティングを取り入れるというソリューションを開発した非公開企業AdMovateだ。
AdMovateのチームは独自の声明でこれを認め、同社の目標は「マーケティング担当者が、適時に適切な場所で、パーソナライズされたメッセージによって消費者とやり取りできるように支援すること」だと説明した。
Yahooの最高経営責任者(CEO)を務めるMarissa Mayer氏はこれまで、モバイルを新たにYahooの中心に据えるという自身の構想を繰り返し強調しており、米国時間7月16日にカリフォルニア州サニーベールにある本社から発信したライブウェブキャストで、「Yahooの未来はモバイルにあり、われわれはモバイルを第一に製品を提供する」と宣言した。
Yahooのディスプレイ広告および広告技術部門のシニアバイスプレジデントを務めるScott Burke氏はTumblrへの17日付の投稿でさらに詳しく説明し、Yahooが「計画的買収とモバイル広告にさらに多くを投資していく」とした。
今回の買収は、当社の広告技術プラットフォームである「Apt」「Genome」「Right Media」にさらに投資し、広告主や代理店による購入を容易にするという当社の取り組みの一環である。Admovateのパーソナライゼーション技術はモバイル広告における当社の能力を強化し、また当社はたぐいまれな才能を持つ技術チームを獲得する。
買収金額は公表されていないが、AdMovateのエンジニアリングチームはシリコンバレーを拠点とするYahooのディスプレイ広告チームに統合される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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