Apple最初のコンピュータの1つで「Apple I」として知られる製品が米国時間7月9日、Christie'sのネットオークションで38万7750ドルで落札された。Christie'sのネット限定オークションでこれまで落札された中では、過去最高額となった。
このコンピュータは、Steve Jobs氏の実家のガレージで組み立てられたもので、Steve Wozniak氏が設計した。モニターは付いていないが、Christie'sによると、同端末は今でも動作するという。
Christie'sは声明で「このApple Iは、Apple Iとして最初に組み立てられた25台のうちの1台であり、『01-0025』のシリアル番号が黒インクで刻印されている。本機は、Steve Wozniak氏によって1976年に設計および手作りされたもので、同氏はその後、自身の作品に『Woz』と署名を入れた」と述べている。
Apple I以外にも、Christie'sは「20世紀を象徴するテクノロジ」を競売にかけた。そのほとんどが、Appleの手掛けた懐かしい製品であり、中には大失敗で有名な「Lisa」や、20周年記念「Macintosh」および「Mac Portable」の稀少な試作品が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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