ワンタップでSNSなど連携サービスに投稿できるiOS用ノートアプリ「Note & Share」

 Note & Shareは、起動が速く、ワンタップで連携サービスに投稿できるノートアプリだ。ノートをTwitter、Facebook、mixiなどの主なSNSに投稿できるほか、EvernoteやGoogle ドキュメントに保存したり、Dropboxにテキストファイル(.txt)として保存したりできる。複数のサービスを利用していて、いちいち専用アプリを起動するのが面倒という場合や、アイデアを思い付いた瞬間に書きとめて保存しておきたい場合に重宝する。

  • 起動するとすぐに入力可能。記号入力用のツールバーをキーボードの上に表示できる。また、画面を左右いずれかにスワイプすると、カーソルを1文字ずつ移動できる

 起動した瞬間に空のノートが表示されるので、すぐにテキストを入力し始めることができる。新しいノートを作成する場合は、まず画面左上の歯車アイコンの隣にあるアイコンをタップして開いているノートを保存する。「セーブしました」と表示されるので、次に、画面中央の左端にある「×」アイコンをタップして、画面に表示されているテキストを削除すると、画面がまっさらになり、これが新しいノートとして認識される。

 ノートの一覧を見る場合は、画面中央右端のフォルダアイコンをタップする。起動してすぐに入力できるのは便利だが、ノートの新規作成方法は少々まわりくどい。Dropboxとの連携を設定し、手動での保存を選択すると、アプリ内にメモを保存した時に同時にDropboxにもメモが保存される。

 ノート一覧では、ノートのタイトルも内容も含めて全文検索ができる。既存のノートを編集する場合は、ノート一覧で目的のノートをタップし、「編集」を選択する。編集したノートを保存すると、既存のノートに上書き保存される。写真も投稿することはできるが、iPhoneに有料のCamera+がインストールされている必要がある上、自動的にCamera+のウェブアルバムに「公開」状態でアップロードされてしまうため、公開できない写真を添付してしまわないように、細心の注意が必要だ。

 ノートを連携先のサービスに投稿、保存するには、画面上部に表示されるサービスのアイコンをタップする。アカウントの設定は「設定」画面の「サービス」内にある「アカウント」で行う。アカウントを設定しても、「サービス」内にある「サービス」一覧でサービスをオンにしないと、ツールバーにアイコンは表示されない。

 1タップで保存や投稿ができるのはとても便利だが、ビジネスで利用するには注意することも必要だ。間違えてタップしてしまって、非公開のつもりのメモを公開してしまうリスクがあるからだ。これを回避するには、用途を絞ってNote & Shareを利用するのがいいだろう。たとえば、SNS投稿を目的として利用し、常に公開しても大丈夫なことのみを入力するようにする。あるいは、EvernoteやGoogle Driveなどの、外部に公開されない保存先のみと連携させて、アイデアを書きとめたり、報告書の下書きをしたりすることをオススメしたい。

  • ノートを保存してから本文を削除すれば、既存のノートを残したまま、ノートを新規作成することができる

  • ノート一覧。ノートの1行目はタイトルになる。ノートをタップすると、プレビューが表示されるので、編集する場合は「編集」ボタンをタップする

  • 設定画面。TextExpanderとの連携をオンにすれば、定型文の挿入も簡単だ。連携サービスを設定するには「サービス」をタップする

  • サービス一覧。各サービスのアカウント情報を入力して連携した後で、ツールバーに表示するかどうかをオン/オフボタンで決定する

>>Note & Shareのダウンロードはこちらから

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