Dolphin Browserは、ブックマークとタブの機能やジェスチャー機能を利用して、快適にウェブサイトの閲覧ができる高機能なブラウザだ。「ドルフィンコネクト」という独自の機能が備わっており、AndroidやPCなど複数のデバイス間でのブックマークの同期や、開いているタブの同期が可能だ。また、「WiFiブロードキャスト」機能により、同一Wi-Fi内のDolphin Browserユーザーと、リンクを即座に共有することもできる。
Dolphin Browserを起動すると、ホーム画面には「スピードダイヤル」と呼ばれる、登録済みのブックマークのアイコンが表示されている。ウェブページを検索するには、画面上部の緑色の検索ボックスにキーワードやURLを入力するか、画面左上に表示されているQRコードのアイコンをタップして、QRコードをカメラで読み込む。表示されているウェブページは、ピンチイン/アウトの操作で、画面を縮小/拡大できる。画面の左端から右へスワイプすると、ブックマークが表示され、画面の右端から左へスワイプすると、タブが表示される。PCで、FirefoxまたはChromeを使用している場合、「ドルフィンコネクト」というアドオンを追加し、FacebookまたはTwitterのアカウントを設定することにより、端末間でのブックマークの同期と、開いているページのタブの同期が可能になる。
画面下部のドルフィンアイコンをタップすると、ジェスチャー機能とドルフィンソナー機能が利用できる。ジェスチャーは、画面上に簡単な図形を書いてページを移動することができる機能で、6種類が登録されているが、独自のジェスチャーとリンクを追加することができる。ジェスチャーの登録は、ジェスチャーの設定ページから行えるほか、ジェスチャーに登録したいページを表示した状態で、画面下部のツールバーにある右から2番目のアイコンをタップし、「ページの追加」「ジェスチャーを作成する」を選択しても登録できる。片手で操作しやすいように、簡単なジェスチャーを登録しておくと便利だ。ドルフィンソナーは、音声で検索ができる機能で、有料のアドオンだ。
Evernoteユーザーにとってうれしいのは、ウェブページを簡単にEvernoteに保存できる機能が備わっていることだ。共有先にEvernoteを選択すると、Dolphin Browser内から保存先のノートブックとタグを選択し、コメントを付けてウェブページを保存できる。ウェブページ全体の保存ができるほか、選択したテキストのみを保存することも可能だ。さらに、Facebookなどの共有先を設定することにより、ウェブページを共有することも可能だ。Evernoteユーザーや、複数の端末を使っているユーザーには、手放せないブラウザとなりそうだ。
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