極めてプライベートなデバイスであるスマートフォンには、プライベートな写真やメッセージのやり取りなど、人には見せたくない情報が多く保存されている。そうした情報を容易に見られないためには、スクリーンロックをかけておけばある程度安心だが、絶対に解除されないとは限らない。より万全を期してプライベート情報を保護したいなら、「Vault-Hide SMS ,Pics & Videos」を使ってみるといいだろう。
Vault-Hideは、単に端末内に保存されているデータを隠すのではない。スマートフォン内に、通常のデータ領域とは別にVault-Hide専用の領域を作成し、そこにプライベートなデータを保存しておくことにより、プライバシーを保護するというもの。標準のデータ領域とは別に保存されるので、通常の方法ではデータを見ることができない上、このアプリを起動するには、あらかじめ登録したパスコードを入力する必要がある。それゆえスクリーンロックと併用することで、一層プライベートなデータを見られにくくなるのだ。
Vault-Hideに登録できるのは、画像とビデオ、SMS、連絡先、そしてFacebookのメッセージの5つ。前の4つは、本体内のデータを直接登録して隠すことが可能で、Facebookのメッセージに関しても、Facebookのアカウントを登録することで簡単に対応できる。データ登録に面倒な手間が必要なく、手軽に登録できるのも大きなメリットといえるだろう。ちなみにVault-Hideに登録した連絡先からの通話や、届いたSMSなどは、自動的にValut-Hide内に保存する仕組みとなっている。連絡先さえ登録しておけば、手間をかけることなくプライベートな連絡を隠しておけるのも、大きなメリットといえるだろう。
さらに有料のプレミアムサービスを契約しておけば、アプリのアイコン自体を隠す「ステルスモード」や、誤ったパスワードが入力された時にアラームを鳴らしたり、フロントカメラで顔写真を撮ったりする「侵入アラート」などの機能が利用できるようになる。
またプレミアムサービスに入るともう1つ、「Valut Online」というサービスも利用可能になる。これは、Vault-Hideに保存してあるデータを、5Gバイトまでクラウド上にバックアップできるもの。Vault-Hideに登録された連絡先などは、Googleのサービスと同期できなくなる。だがValut Onlineにサインインしておけば、クラウド上に保存したデータをバックアップしておくことが可能になるので安心だ。より本格的に活用したいと思ったら、ぜひプレミアムサービスの契約をお勧めしたい。
>>「Vault-Hide」のダウンロードはこちらから
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