顧客管理や商談管理、カレンダーにToDo――ビジネスに必要なツールは数多く提供されているが、まだ“コレだ!”と思うツールが見つかっていなければ「Podio」を使ってみてはどうだろう。
Podioはシトリックスが提供する業務用ソーシャルツールだ。プラットフォーム上にはビジネスで役立つあらゆるサービスが用意されており、必要なサービスを追加していくことで、自分だけの業務用ツールを作ることができる。企業向けFacebookとも言えるかもしれない。
たとえば「ChatWork」や「Yammer」のように連絡用掲示板として使うこともできるし、「Remember The Milk」や「Google Tasks」のようなToDo管理機能も利用できる。また「Google カレンダー」と連動し、Facebookイベントのように社内メンバーの出欠確認ができる。さらに「Zoho CRM」を始めとする柔軟なCRMツールや、人材採用、給与計算、組織マネジメントに関わるツールもある。
なぜこんなにも機能が充実しているのか。それはPodioには「AppStore」や「Google Play」のような独自のアプリストアが用意されているからだ。ここでは、多くのサードパーティアプリが提供されていて、自由にプラットフォームに組み込むことができる。さらに、Podioは個々のアプリをGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で編集できる。そのため、アプリ開発者でなくても、自由にアプリに表示される文言や小数点の位置などを修正できる。
パッケージ単位でインストールすることも可能なので、たとえば「商談管理パッケージ」をインストールすると、見込み客リスト、連絡履歴リスト、商談リスト、商談MTGセットツール、商品リストなどがまとめて利用できる。
このような仕組みを採用することで、柔軟性が高く、使いやすいサービスを実現しているのだ。5ユーザーまでは無料で利用できるので、少人数の企業や社内プロジェクトで活用してみてはいかがだろうか。
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