Pixateのことを知らないのであれば、同新興企業には現在、徹底的に調べるべきさらに380万もの理由がある。
カリフォルニア州パロアルトに拠点を置き、Y Combinatorの支援を受けているPixateは米国時間7月2日午前、380万ドルの資金を調達したことを発表した。すぐ近くに拠点を置くベンチャーキャピタル企業のAccel Partnersが、その大半を出資したという。
Pixateの使命は、ネイティブモバイルアプリケーション向けに「動的なユーザーインターフェース」を開発することだ。同社の「Pixate Engine for iOS」は、ユーザーインターフェースの構築に必要なコードの量を削減するとうたう無料ツールだ。Pixate Engine for iOSはネイティブCSSおよびグラフィックスエンジンを搭載しており、開発者がAppleの「App Store」にアプリを再提出することなく、フロントエンドのスタイルを変更することを可能にする。
その狙いは、ウェブの矢継ぎ早の更新をネイティブアプリケーションフォーマットにもたらし、「Adobe Photoshop」や「Xcode」で費やされる時間を短縮することだ。
2012年に創設されたPixateは、「利用料を支払う顧客が多数」いると話す。また、同社はモバイル市場の大部分にサービスを提供できるように、新たに調達した資金を使って積極的に人材を雇用し、GoogleのAndroid OSにもサポートを拡大する計画だという。同社は開発者にとってはありがたい、今後登場する製品への先行アクセスを提供する「Pixate Labs」プログラムも発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境