米Yahooによる買収が続いている。メディア大手の同社は米国時間7月2日、アプリ開発企業Qwikiを買収したことをブログ投稿で発表した。
Yahooは最大5000万ドルでのQwikiの買収を検討していると報じられていた。Qwikiは、写真、音楽、動画から映像クリップが作成可能な「iPhone」アプリを提供している。「Qwiki」アプリはYahooブランド下でスタンドアロンアプリとして存続する予定だ。
「Qwikiアプリのサポートを継続するつもりだ」とYahooはブログ投稿で記している。「Qwikiのチームはニューヨーク市のオフィスでYahooに加わり、Yahooのストーリー作成エクスペリエンスの再考に従事する予定である」(Yahooのブログ投稿)
今回の買収は、「(Yahooが)最も優先するのは、集中的かつ首尾一貫したモバイル戦略だ」というYahooの最高経営責任者(CEO)を務めるMarissa Mayer氏の2012年10月の発言に沿ったものである。
Yahooは2013年5月に11億ドルでTumblerを買収したことで注目を集めたが、ニュースアプリのSummly、電話会議サービスのRondee、「iOS」カメラアプリを開発するGhostBird Softwareなど、それ以外にも企業を買収している。また同社は最近、12件の製品を廃止し、それらに代わって「ユーザーの日々の生活に必須となる美しい製品の開発に注力」する予定であることを発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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