米連邦通信委員会(FCC)がGoogleの新たなデータベース運用計画を承認した。このデータベースは、ワイヤレスブロードバンドを提供するために利用免許が与えられていないテレビ放送周波数帯を使用し、多数のユーザー間で共有することを可能にするというもの。
FCCから米国時間6月28日に同計画の承認を受けたGoogleは、同委員会による45日間のテスト段階を完了した新たな1社となった。Spectrum BridgeとTelcordiaが既に試験を完了したほか、Microsoftを含む10社が同様のデータベースに取り組んでいる。新たなデータベースは、使用中のテレビ放送周波数帯を追跡し、利用免許が与えられていない周波数帯域をワイヤレスブロードバンド機器が利用できるようにするもの。この帯域は、「ホワイトスペース」とも呼ばれる。
Googleは3月、ホワイトスペースを利用して、南アフリカの地方の学校10校にワイヤレスブロードバンドを提供する試験プログラムを立ち上げたと発表していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?