Microsoftは米国時間6月26日、同社主催の開発者向けカンファレンスBuild 2013で、3D表示や音声コマンドの統合など、地図に関する新機能をいくつか披露した。
Microsoftで「Bing」担当バイスプレジデントを務めるGurdeep Singh Pall氏は、検索エンジンのBingを用いた複数の新たな可能性を強調した。同氏は会場の開発者に対し、Bingは今や「実に多くの面白いことを実現するキャンバス」になれると語った。
Singh Pall氏が開発者に述べたところによると、「Windows 8.1」版地図アプリは3D表示に対応する予定だという。同氏は次に、3D画像と音声コマンドを用いて、開発者がいかに新しいBing検索体験を生み出せるか、その実例を披露した。外国の地図を使ったデモを見ながら、地図上に描かれた美術館について、「設計したのは誰?」とSingh Pall氏が尋ねると、デモ画面にその答えが表示された。
今後10年間でアプリは目、耳、口を持つようになり、開発者はこれらすべてを使って自身のソフトウェアをよりシームレスなものにできるとSingh Pall氏は述べ、この技術を活用した独創性のあるアプリを考案するよう開発者たちに呼びかけた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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