日本サード・パーティは6月26日、Twittr上のコンテンツを集約して表示する「Twitterマイクロサイト」を制作できるクラウドサービス「Wayin Hub(ウェイイン・ハブ)」の提供を開始した。
Wayin Hubは、サン・マイクロシステムズの共同創業者であるスコット・マクネリ氏が2011年に設立したWayinが開発したサービス。Twitter公認製品プログラムの認定プロダクトにも選定されている。日本サード・パーティは2012年10月にWayin社と業務提携し、ローカライズを進めてきたという。なお、英語版以外の提供はこれが初めてで、アジア圏で初めてのサービス提供となる。
Twitterマイクロサイトとは、Twitterユーザーの全投稿から、自社の商品やサービスに関するツイートや写真、動画などをキーワードやハッシュタグ、アカウントを元にリアルタイムに抽出し、それらを組みあわせて表示したサイトのこと。
表示内容の設定やテンプレートを選択するだけで、短時間でサイトの構築が可能だという。マナーやモラルに反する投稿などを自動判別するフィルター機能も備えるほか、自社サイトなどへの埋め込みにも対応する。価格は月額50万円。新商品やブランド認知向上などのキャンペーンやイベント、企業サイトなどでの利用を想定している。
同日開催された会見には、マクネリ氏もビデオで登場。「顧客との会話を熱くすることがゴール。米国ですでに高い評価を受けているサービスを提供できることを楽しみにしている」とコメントを寄せた。
今後はBtoC事業を展開する企業や地方自治体、大学などをターゲットに販売を進める。販売パートナーも10社まで拡大する予定。販売目標は初年度10社、2年目は50社、3年目は100社を目標とする。
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