アジア各国を歴訪中であるFacebookの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は今週、サムスンのオフィスに立ち寄り、同社のスマートフォン部門のプレジデントである申宗均(シン・ジョンギュン)氏と短い会談を行った。
Bloombergの報道によると、申氏はこの会談の後で報道陣に対して、両社が提携する可能性について話し合ったと述べたという。この提携はモバイル広告販売の促進に軸足を置いたものになるだろうと伝えられている。
Facebookは以前から、モバイル広告の増加に注力してきている。同社は4月に「Facebook Home」をデビューさせた。これはHTCの「HTC One」やサムスンの「GALAXY S4」といった「Android」スマートフォン上で動作するモバイルアプリの一種であり、ソーシャルネットワーキングに焦点を当てたスキンの形態をとっている。
インターネットにおけるモバイルの比重が日々高まりつつあるなか、Facebookがサムスンとの提携関係を深めたいと考えるのは納得できる話だ。
Facebookの広報担当者は米CNETに対して、Zuckerberg氏がサムスンの幹部らと会談したのは事実であるものの、議論の詳細について明らかにする予定はないと語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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