進化する自律型軍事ロボット--偵察から威嚇、攻撃まで可能に - 4/8

James Martin (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年06月15日 07時30分
 「Combat Outpost Surveillance and Force Protection System」には、たくさんの頭を持つ神話上の海洋生物にちなんで「Kraken」というニックネームがついている。威嚇を目的とした軍事防衛ツールだ。

 レーダーや監視カメラ、無人センサ、発砲検知システム、遠隔操作型兵器、Krakenのマスト上に設置されているレーダーを組み合わせることで、人間の頭部サイズの物体は最大10km、車両なら最大20km離れたところから検知可能だ。

 このシステムには、360度をカバーする11台のカメラを導入しているほか、Eltaの地上システムズレーダー(GSR)「Ground Master」、「STS-1400 GSR」、無人地上センサの「L3 AN/PRS-9 BAIS」、そして標的が警戒区域内に侵入する前に特定する5台のショットスポッターを備えている。

 「Krakenに搭載されたセンサとデバイスは素晴らしく、おそらくほかのシステムと比べて単位体積当たりの部隊防護能力が最も高いが、重要なのは、統合基準や融合、自動化によって、部隊の作業を減らし、状況認識力を高めていることだ。それによって結果的に、戦闘員の対応時間を増やすことになる」。米軍のジョイント・プロジェクト・マネージャー・ガーディアンの統合基地防衛製品担当ディレクターTom O'Neill氏はこのように語る。
Scroll Right Scroll Left

 「Combat Outpost Surveillance and Force Protection System」には、たくさんの頭を持つ神話上の海洋生物にちなんで「Kraken」というニックネームがついている。威嚇を目的とした軍事防衛ツールだ。

 レーダーや監視カメラ、無人センサ、発砲検知システム、遠隔操作型兵器、Krakenのマスト上に設置されているレーダーを組み合わせることで、人間の頭部サイズの物体は最大10km、車両なら最大20km離れたところから検知可能だ。

 このシステムには、360度をカバーする11台のカメラを導入しているほか、Eltaの地上システムズレーダー(GSR)「Ground Master」、「STS-1400 GSR」、無人地上センサの「L3 AN/PRS-9 BAIS」、そして標的が警戒区域内に侵入する前に特定する5台のショットスポッターを備えている。

 「Krakenに搭載されたセンサとデバイスは素晴らしく、おそらくほかのシステムと比べて単位体積当たりの部隊防護能力が最も高いが、重要なのは、統合基準や融合、自動化によって、部隊の作業を減らし、状況認識力を高めていることだ。それによって結果的に、戦闘員の対応時間を増やすことになる」。米軍のジョイント・プロジェクト・マネージャー・ガーディアンの統合基地防衛製品担当ディレクターTom O'Neill氏はこのように語る。

提供:US Army

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]