パナソニック モバイルコミュニケーションズは6月12日、首都圏在住の20~40代の従来型の携帯電話(ケータイ)ユーザーを対象にしたスマートフォンに関する意識調査の結果を発表した。
ケータイを使用していて不便だと思うことは何かと質問すると、「画面が小さく、PCサイトが閲覧しにくい」が最も多く、58%だった。このほか「調べ物に時間がかかる」(39%)、「カメラの画質が悪い」(35%)、「画面が小さく、地図が見にくい」(33%)などの意見が多く挙がった。
「一度はスマホを使ってみたいか?」との質問には、半数近い43%が「使ってみたい」と答えた。この512人に「スマホへの買い替えを具体的に検討しているか?」と聞くと、約6割(57%)が「具体的に検討はしていない」と回答。意識と行動にギャップがあることが明らかになったとしている。
スマホを使ってみたいが、買い替えを具体的に検討していないと回答した294人に理由を尋ねると「スマホはケータイに比べバッテリの持ちが悪そうだから」(28%)、「ケータイの機能操作に慣れているから」(25%)、「スマホはケータイに比べ大きくて、片手で操作できないから」(17%)、「今のケータイに愛着があるから」(21%)など、スマホに対する不安感や、ケータイへの慣れや親しみといった理由を挙げる人が多かった。
買い替えを具体的に検討していない人に「理想のスマホ講座を受講することができれば、スマホへの買い替えを検討するか?」と質問すると、30%が「検討する」と回答した。
「講座では、具体的にどのようなことを教えてほしいか」と聞いたところ、「セキュリティ対策について」(53%)、「入れておくと便利なアプリ紹介」(49%)や「電池を長持ちさせるコツ」(48%)などが多く挙がった。
「どのような講座であれば受講したいか」という質問では「短時間で効率的に使いこなせるようになる講座」(56%)、「ネット上で講義を見ることができる講座」(36%)などが挙がり、手軽に受講できるスマホ講座が求められていることがうかがえる結果としている。
調査は5月31日~6月2日に、過去一度もスマートフォンやタブレット端末を所持したことのない首都圏(1都3県)在住の20~40代の男女各600人、計1200人を対象としてネットアンケート形式で実施された。
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