Appleは米国時間6月10日、「Worldwide Developers Conference(WWDC)」において、新しい「Mac OS X」である「Mavericks」を発表した。ファインダーにタブを作成する機能や、項目にタグを付けて検索しやすくする機能が披露された。
「iOS」とOS Xを統括するCraig Federighi氏は、この新OSはバッテリ持続時間の延長と応答性の向上を目指していると述べた。
ファイルを保存する際に、ユーザーはタグを追加することができ、それがファインダーのサイドバーに表示される。タグはファイルの検索時に役立つはずだとFederighi氏は述べた。また、タブ機能により、ユーザーは異なるタブと複数のディスプレイに複数のウィンドウを開くことができる。2つめのディスプレイ上で「Apple TV」に接続することも可能だ。
Federighi氏は「Safari」「Maps」「iBooks」を披露し、通知に関する一部の変更点を紹介した。画面をロック解除せずに「Mac」をスリープモードにしている場合に、ユーザーは受信した通知にアクセスすることができる。またMavericksは、アプリを自動的にアップデートして、完了時に通知を送信する。
開発者らは、10日の時点で既に同OSにアクセス可能だが、一般提供は2013年秋の予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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