UPDATE Appleは、同社携帯端末向け「iOS」ユーザーインターフェースのルックアンドフィールを大幅に刷新した。
「iOSに対する、『iPhone』以来の最大の変更である」とAppleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は米国時間6月10日午前、サンフランシスコで開催されている「Worldwide Developers Conference(WWDC)」の基調講演で述べた。AppleはWWDCにおいて、iPhoneと「iPad」に搭載されるiOSの新バージョンを発表した。
Appleは、iOSの最新バージョン「iOS 7」において、ユーザーインターフェースを刷新し、新たに「フラット」なデザインを導入した。具体的にはまず、ホーム画面に並ぶアイコンのエッジが取り除かれている。また、一部のアイコンには、新しいロゴと色が採用されている。
AppleのJony Ives氏はこの新デザインを紹介する動画の中で、「デザインは使用性のかなり大きな部分を左右する」と述べた。「シンプル性、明瞭性、効率性に深遠で永続的な美しさがあると私は思う。真のシンプル性は、乱雑さや装飾を取り除くだけで得られるものではない。それは、複雑さの中に秩序を取り入れることによって得られる」(Ives氏)
アイコン、ボタン、カラースキームなど、すべてが刷新されている。画面は、端末を動かすと3Dのように見える。複数のタスクを実行している場合に、重ねられたカードのようにアプリのプレビューを表示することもできる。
Appleはまず「Control Center」を紹介し、続いてロック画面とホーム画面に対する新しい変更点の一部を紹介した。
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