「Windows 8.1」アップグレードの提供方法が明らかに

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2013年06月06日 11時05分

 「Windows 8.1」のパブリックプレビュービルドが6月中にリリースされる予定となり、多くのユーザーは、Microsoftがどのようにアップグレードを提供する計画なのかを気にしている。

 TechEd North Americaで行われた「Windows RT in the Enterprise」セッションので、Microsoft関係者がこの話題について、いくつかの詳細を明かした。

 Microsoft関係者はこれまで、同社がWindows 8.1(開発コード名:「Blue」)のパブリックプレビュー版を6月26日に「Windows Store」で提供する予定だと述べてきた。

 Microsoftのシニア・プロダクト・マーケティング・マネージャーであるMichael Niehaus氏は米国時間6月4日、同セッションでこのことを改めて語った。Windows 8.1のパブリックプレビュー版がリリースされたら、「Windows 8」および「Windows RT」のユーザーは「Windows Update」通知を受け取ることになる。そのアップデートを実行すると、Windows Storeにプレビュー版が表示されるようになるので、テストを検討しているユーザーは説明を読み、インストールするかどうかを判断できる。

 RTM版を経てWindows 8.1の最終版がリリースされれば、プレビュー版をダウンロードした人も同様にWindows UpdateとWindows Storeの通知を受け取ることになる。無料のWindows 8.1最終版をインストールしてもユーザーのデータとアカウントは保存されるが、アプリはすべて再インストールする必要がある、とNiehaus氏は述べた。

 テスターがWindows 8.1パブリックプレビュー版のインストール後にデバイスをWindows 8に戻す選択をした場合でも、Windows 8.1のRTM版に移行する際は、アプリを再インストールする必要がある。

 プレビュービルドをインストールせずにWindows 8やWindows RTからWindows 8.1へ直接移行することを選択したWindows 8ユーザーについては、アプリの再インストールは不要だ。筆者が話を聞いた広報担当者によると、すべての設定とデータ、アプリは引き継がれるという。Microsoft関係者は、ユーザーがWindows 8やWindows RTからWindows 8.1の各バージョンへの移行をいつ実行すべきか、また実行すべきか否かを自分で決めることができると強調した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]