日本HPは6月4日、個人向けPCの2013年夏モデル 11シリーズを6月7日より順次発売すると発表した。
今回発売となる個人向けPCの2013年夏モデルは、ノートPCが5シリーズ、デスクトップPCが6シリーズで、計11シリーズのラインアップとなる。夏モデルでは、内蔵グラフィックスの性能を向上しつつ待機時の消費電力を低減した、第4世代のインテル Core プロセッサ搭載製品(開発コード名:Haswell)が数多くラインアップする。また、デスクトップPCおよびノートPCのタッチ機能非搭載モデルについては、デスクトップ画面上でWindowsのスタートボタンを再現する独自ソフトウェア「HP Quick Start」もプリインストールしている。
中でも注目は新しい「HP ENVYシリーズ」で、トップカバーに手触りの良いシルキー・ラバーコーティングを施し、パームレストなどにはアルミニウム合金を採用。レーザーエッチング加工による「ENVY」の刻印や、差し色としても映える赤の「Beats Audio」ロゴなど、高級感のあるデザインに仕上がっている。また、スリムで持ち運びやすい流線型ボディー、LEDバックライトキーボード、従来機種のタッチパッドと比べてジェスチャー領域が約21%拡大したクリックパッドも特徴だ。
タッチ対応の15.6インチディスプレイを搭載する「HP ENVY TouchSmart 15 Notebook PC」(HP Directplus価格:9万9640円~)と、東京生産のフルカスタマイズに対応する17.3インチモデル「HP ENVY 17 Notebook PC」(同:9万4710円~)をラインアップする。
15.6インチ液晶を搭載した「HP Pavilion 15 Notebook PC」は、従来機種「HP Pavilion g6」と比較して最大約18%の薄型化を実現したという。カラーはシルバー/ブラック、フライヤーレッド、パールホワイトの3色ボディカラーが選択可能できる。傷が付きにくい「HP Imprint」テクノロジを採用し、より高級感を出したという。第4世代インテルCore i7プロセッサとAMD Radeon HD8670Mグラフィックスを搭載した高性能なパフォーマンスモデル、およびインテルCore i5プロセッサと内蔵グラフィックスを採用するスタンダードモデルの2モデルがラインアップする。価格は9万円前後~。
デスクトップPCは、筐体デザインとネーミングを一新し(HP ENVY Phoenix 800シリーズを除く)、新しいラインアップとなった。光沢のあるピアノブラックとシルバーのコントラストを基調とし、フロントパネルを階層化した左右非対称の新デザインを採用。実用的かつ飽きのこないシンプルな構成となっている。
「HP ENVY Phoenix 800シリーズ」(同:12万9990円~)は、「HP ENVY h9シリーズ」の後継となるゲーミングシリーズだ。全モデルに水冷CPUクーラーを採用し、「800-080jp」には第4世代インテルCore i7プロセッサを搭載する。
「HP ENVY 700シリーズ」(同:8万9880円~)は、「HP ENVY h8シリーズ」の後継となるハイエンドモデル。第4世代インテルCoreプロセッサを搭載するほか、ケース内部に新たにツールレスHDDベイを採用している。
「HP Pavilion 500シリーズ」(同:3万9900円~)はシンプルな構成でコストパフォーマンスの高い「HP Pavilion p6シリーズ」の後継シリーズ、「HP Pavilion Slimline 400シリーズ」(同:6万9930円~)は「HP Pavilion Slimline s5シリーズ」の後継シリーズだ。それぞれ、ピアノブラックとシルバーのコントラストを基調としたシンプルな新デザインを採用し、Windows 8ファンクションキー付きの新キーボードを採用するなど、使いやすさを向上させたとしている。
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