イー・アクセスは6月3日、1.7GHz帯でのLTE実験に向けて、総務省に実験試験局免許を申請したことを発表した。実験試験局免許を取得後、8月~10月に香川県内で実験を行う。
総務省が策定した「周波数アクションプラン」で新たに確保する1.7GHz帯と、隣接するイー・アクセスの既割当周波数を試用し、電波伝搬特性などを確認するとしている。
具体的には、20MHz幅を利用した「4×4 MIMO」による下り300Mbpsの検証、20MHz幅を利用した「2×2 MIMO」による下り150Mbpsの検証を実施する。
MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)は、データの送信側と受信側で、複数のアンテナを使って、一度に複数の情報を送る技術。異なる通信波を束ねて広い帯域を確保し、高速通信を実現する“CA(Career Aggregation)”も検証するという。
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