先行するTwitterに続き、LinkedInが新たなセキュリティ機能として2要素認証を導入した。このオプションを使うことにより、ユーザーは自分のアカウントを保護することができる。
LinkedInが導入した新たなセキュリティ対策は、他のサイトに導入されている2要素認証プロセスと同様で、ユーザーは認識されていない端末から初めてログインする際、SMS経由で送信されたコードを入力するよう求められる。
LinkedInのディレクターであるVicente Silveira氏は同社ブログで、「セキュリティ侵害を受けたインターネットアカウントのほとんどが、新規あるいは未知のコンピュータから違法にアクセスされている」と記している。「2要素認証を有効にすると、ユーザーのパスワードと携帯電話へのアクセスの両方が必要になるため、不正ユーザーによるアカウントへのアクセスをいっそう困難にする」(Silveira氏)
Twitterも同様の機能を追加しており、今回のLinkedInのアップデートはそれに続くものだ。Twitterでは、著名なユーザーが頻繁にハッキング行為の標的になっている。一方、LinkedInはこれまで、安全が十分に保障されているとは言い難かった。同社は2012年、数百万件のパスワードへのアクセスに成功したハッカーらの犠牲になり、それらのパスワードがインターネット上に公開されるという憂き目にあっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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