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デル、第1四半期決算を発表--PC市場の低迷で利益は予想を下回る

Zack Whittaker (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2013年05月17日 11時47分
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 PC市場が悪化の一途をたどる中、世界第3位のPCメーカーであるDellもそれに伴って凋落しつつある。

 Dellは予定よりも5日早く、米国時間5月16日に2014会計年度第1四半期(5月3日締め)の決算を発表した。13日にThe Wall Street Journal(WSJ)が流出した決算値を詳しく報じたためだ。

 Dellの売上高は140億7000万ドル、純利益は3億7200万ドル(1株あたり21セント)だった。

 Thomson Reutersがまとめたアナリスト予測の平均では、売上高が135億ドル、純利益が6億710万ドル(1株あたり35セント)になると見られていた。

 WSJはDellの決算について、売上高は140億ドルで予想を上回るが、1株あたりの利益は非GAAPベースで20セントとなり、予想に届かないだろうと伝えていた。

 Dellの最高財務責任者(CFO)を務めるBrian Gladden氏は、今後数カ月以内に株式を非公開化する準備を進める中で、同社は全体的な戦略に「自信を持っている」と述べた。同氏は声明の中で次のように詳しく説明している。

 われわれはビジネスの主要分野、特にエンドユーザーコンピューティングにおいて競争上の地位を強化するためさまざまな措置を講じており、これは収益性に効果を及ぼしている。さらにわれわれは引き続き、当社の戦略を支えるとともに長期的な収益性をけん引する重要な投資を行っていくつもりだ。

 Dellの第1四半期決算が低調だったことは、これまでの四半期決算を見るとそれほど意外ではない。

 PC市場が悪化する一方でポストPC市場は拡大し続けている。Dellは他のメーカー各社ほど迅速にポストPCデバイスを投入できなかったことで歯車が狂った。

 2013年に入ると、Dellは「Windows 8」の発売に伴ってPC業界がわずかに成長すると予想した。だが、従来型のPCが廃れつつあることを認めない同社の見通しは、市場の最前線で実際に起こっていることと合致しなかった。

 また、株式市場を去ろうとする取り組みの中で、Dellは財務状況を金融当局に開示した。同社株の買収提案を行った投資家の中には、その内容に不満を抱いたところもある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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