ソニー、録画ができるデジタル双眼鏡が小型軽量になって登場

  • 「DEV-50V」

 ソニーは5月15日、双眼鏡に撮影機能を内蔵したデジタル録画双眼鏡「DEV-50V/30」を発表した。最大25倍のデジタルズームができるほか、防滴、防塵性能を備え、アウトドア仕様を意識したモデルになっている。デジタルズーム25倍を実現した「DEV-50V」(店頭想定価格:17万円前後)と、15倍の「DEV-30」(同:13万円前後)の2機種をラインアップする。発売は6月21日。

  • 従来機「DEV-3」(左)とのサイズ比較

 ソニーではデジタル録画双眼鏡「DEV-3」を2011年11月に発売。今回のモデルはその後継機種となる。左右2つの目で被写体を確認でき、高倍率ズームを実現。そのまま録画もできるというコンセプトはそのままに、約30%の小型化を図ったことがポイント。録画機能を備えながら光学双眼鏡と大差ないボディサイズを実現した。

  • 有機ELファインダーを採用

 デジタルズームを使用すれば50Vは約600m先まで、30は約350m先までを確認することが可能。「光学式手ブレ補正(アクティブモード)」も内蔵し、ズーム時でもブレの少ない録画ができる。またコントラストAFを採用することで、動体への追従性が高く、野鳥観察やスポーツ観戦などでの撮影に最適だ。

 両機種ともに543万画素の1/3.91型のExmor R CMOSセンサを2つ内蔵し、540万画素、1920×1080ピクセルで60p/60iの動画、最大2040万画素相当の静止画撮影を実現。スポーツ観戦や野外観察をしながら同時記録に対応する。有機ELファインダは広視野角に加え、高コントラストを実現。5m先の126インチモニタを見ているのに相当するとのことだ。

 サイズは高さ72.5mm×幅148.5mm×奥行き157.5mmで、重量約765g。メモリースティックDuo、SDカードスロットを搭載し、上位機となる50VのみGPSを内蔵する。

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